あれ?! 今ごろWBCネタ?!・・・・・いえ、ちょっと違うのです(^^)

< 毎日新聞さんから >
90年代前半の頃、スピ界でよく耳にした予言に、
「アジアの東方の国からアメリカに渡った青年が、世の中に大きな影響を与える」
というようなものがありました。
この予言自体の信憑性は、今でもまったくわからないのですが、
当時は宗教色の強い様々な団体のトップなどに、「その青年とは私のことである!」
と、こぞって名乗りをあげる男性がたくさんいました(笑)
こういった影響力を持つのは、スピ的な要素の強い人物だと思った人が多かったのかも
しれませんが、それから少し経った頃、アメリカでとても注目される日本人が現れました・・・。
大リーガーとして活躍するようになった、野茂選手です♪
彼のユニークな投げ方は トルネード投法と呼ばれ、
日米の野球界にも、話題のトルネード(竜巻)を巻き起こしましたが、
それと同時に、その真面目で誠実な態度にも 多くのアメリカ人が共感しました。
たった1人の好人物がいてくれるだけで、その国や、ひいてはアジア人全体への
好感度までもが上がるというようなことはやっぱりちょっとはあるわけで・・・
そんな連日の彼の報道を見ているうちに、ふと・・・・・
あの青年って・・・野茂さんのこととも言える気がするなあと感じたのです(笑)
それまでは私も、スピ的な人をイメージしていたのですが、必ずしもそうではなくて、
スポーツ選手だったりすることもあるのかもしれないと思うようになったのです。
そしてさらに時代は進み・・・・イチローや松井、松坂などの、一流の実力を備えた
さまざまな選手たちが、大リーグでもトップレベルの活躍をするのを見ているうちに、
あの青年というのは、何も1人ではないのかもしれないなあ~と思うようになりました(^^)
アメリカに限らず、この世界は 白人至上主義で回っている部分がまだまだあるのですが、
そんな中で、東洋が持つさまざまな良いものを 新しい時代にさらに開かせていくには、
自動車などの機械的な産業だけでなく、実際に人間が体を使ったもの・・・・
スポーツや音楽といった分野でも活躍して、対等になっていく必要があったのです。
西欧人の彼らと身体能力面でも対等になり、時には彼らの上を行くようにもなると、
なぜそんなに強いのかと自然と興味を持ってくれるようになり、選手本人の人柄を見たり、
どんなバックグラウンド(国や文化)があるのだろうと、見てもらえるようになるからなのです。
イチロー選手は、最近はちょっと孤立するなど辛いことも多かったようですが、
彼の精神性の高さのようなものは、海外メディアでも取り上げられることは多いのです。
謙虚などの美徳は海外では通用しないと言われることもありますが、そんなことはありません。
やはりわかる人はたくさんいますし、アメリカ社会でも適度な謙虚さは好かれます♪
もちろん日本的謙虚さや美徳となると すべては通じないものもあるのですが、
イチローほど活躍して注目を集めるようになると、その侍のような精神性にも当然注目は行き
彼はちょくちょく話題にも取り上げられて、米国社会にも大きな影響力があったりするのです。
(今は心身ともに不調みたいですけど・・・WBCの時のように復活してほしいですね^^)
当初は青年ということで、私も男性ばかりに目が行っていたのですが、
ある時から、これは女性もだなあと思うようになりました・・・♪
アメリカ女性がとっても好きな「フィギュアスケート」のことがきっかけだったのですが、
前回のオリンピック時、金メダル争いをしていたもう一人のアメリカ人少女がガチガチになって
崩れていく中、さっそうと銀盤に現れて、クールビューティーの名のごとく、静かで気高い
エネルギーを放ちながら滑りあげた荒川静香選手は、実はとても高い評価を得た人です。
アメリカのメディアではその勝因を、無欲かそうでなかったか・・・と取り上げたのですが、
荒川選手の、落ち着きのある凛とした気高さを賞賛する声が高くあがったのです。
現在では、このバトンは浅田真央ちゃんあたりに渡っている気がするのですが、
もちろんそれは日本人ばかりではなく、そのライバルのキム・ヨナ選手なども含め、
WBCでも活躍した、韓国人選手などにも渡っている気がしています。
西洋にも優れた人やものはたくさんありますが、これからの時代には、
もっと東洋的な柔らかいものが 地球には必要になっていくのかもしれません。
そのために今、改めて東洋が注目されるようなことが
スポーツの世界に限らず・・・・あらゆる分野で活躍する東洋人を通して
自力的にも他力的にも 起きているような気がしています・・・・^^♪
↓新しい時代をつくる侍たちへ・・・
