青い星とダンス♪

スピリチュアルな日々と たくさんの好きなことをアメリカの大地から

ランカスターから愛☆



3連休だった先週末は、ペンシルバニア州へ
1泊2日の 小さな旅をしていました。

出かけた先は、青々とした草原の広がる ランカスター地方☆


 草原3


東海岸に移った時から、いつか行きたいと思っていた場所でした。

それは昔見た映画に出ていた、ある人たちの暮らしぶりを見てみたかったからです♪


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ハリソン・フォード、ケリー・マクギリス 他



日本人はこの映画を見て、知った人も多いんでしょうね。。。。

アーミッシュと呼ばれる、今でも200~300年前の時代の
生活スタイルを守る、ドイツ系移民の人たちです。


16世紀ヨーロッパの、宗教改革の中で生まれたアーミッシュ☆ 

一般のキリスト教と違い幼児洗礼ではなく、成人と認められる10代後半に達すると
本人の意思で洗礼を受けるか受けないかの決断を委ねられることから、
再洗礼派(アナバプティスト)と呼ばれています。

メノー・シモンズが作った「メノナイト」と呼ばれる、この再洗礼派のグループが
迫害を受ける中、スイス・メノナイトのヤコブ・アマンは、メノナイトが失いつつある
純粋性を取り戻そうとして、1693年にアマン派(アーミッシュ)と呼ばれる、
より厳格なグループを作ったのが始まり。

その後さらなる迫害を受けることになったアーミッシュ達は、アメリカ大陸に移住。
現在は中西部を中心としたいくつかの州と、カナダのオンタリオ州などに
二コミュニティーを作り、20万人以上がアーミッシュとして
開拓時代さながらの生活スタイルを守り続けています。

一般社会にはこの、ペンシルバニアダッチのコミュニティーが有名で、
ハリソン・フォードの映画もここで撮られています。 



以前、イエローストーン国立公園を訪れた時、初めてアーミッシュの家族連れに
出会ったのですが、周りのアメリカ人たちにとってもやはり珍しい事であったらしく、
その家族が背を向けて歩き出したとたん、アメリカ人たちの目が一斉に彼らに
注がれたことがありましたが、このランカスター地方にはアーミッシュの
人がたくさん住んでいるので、地元の人たちももう慣れっこです^^

街に入ったとたん、一台の馬車とすれ違いました。
彼らは電気や車など、現代文明の利器と言われるものは使用しません。


   馬車2


農作業などもこうして、馬で畑を耕したりしています。


  農作業2


馬車の後ろにアーミッシュの青年が乗っています。

白いシャツを着ている人もいますが、男性は基本的には、青いシャツに
サスペンダーのついた黒ズボン。そして夏場には麦わら帽子でしょうか。。。

結婚をすると、ひげを生やす習慣があるようです。


  馬車3


馬車以外の交通手段では「キックボード」と呼ばれる、ペダルのない小型の
自転車のようなもの・・・・アメリカの一般社会の子供たちが遊びなどで乗って
いるものと同じで、足でキックしながら前に進むものを使っています。

オハイオのアーミッシュのコミュニティでは自転車がOKなところもあるそうですが、
ランカスターのアーミッシュの社会では認められてはいないそうで。。。。

ちょうど、それに乗って移動している人たちを発見☆


           あ5


           あ6


アーミッシュの人はあまり写真を撮られるのが好きではないようなので、
今回の旅行記はすべて望遠だったり、後ろ姿だったりしています。。。

これは観光マーケット内の駐車場で撮ったもの。

彼らはけっしてコミュニティーから出てこないわけではなく、
一般の車が走り回る街の中で、現代の生活をしている人々と共存しています。


    あ3


人物をなかなか至近距離から撮れなかったので、Bird in Hand のマーケット内で
売られていたアーミッシュの子供たちの絵を。。。。笑

素朴で可愛いんですよね。 まるで「大草原の小さな家」のローラを彷彿とさせます^^

それ以外ならこちら → ☆ でも、アーミッシュの人々の様子が見られます。


    え


アーミッシュカントリーの「Kitchen Kettle Village」内でお昼ご飯を食べて、
そこで名産のチーズやハム、ジャムなども少し買いました。

スーパーなどで売られているビーフジャーキーと違い、
本当に冬場に食べるために作られているといった感じの干し肉がおいしかったです☆


        ふーど1


ピクルスやレリッシュなどのお惣菜系も豊富☆ 味もなかなかグーです^^


      ふーど3


アーミッシュの料理本なども売っています。


           ふーど4


自給自足のアーミッシュの生活は意外に豊かで、彼らの家は大きいところが多かったです。

立派なサイロがあり、風力発電ができるように小型の風車などがあったりします。


 いえ


電気は使いませんが、風車で起こす電気で地下から水をくみ上げたり、
それを電池にためて使うことなどはOKなんだそうです。

その他にも、ガス発電の照明や冷蔵庫などは使われています。

すべてが200~300年前のような暮らし方なのではなく、原子力発電による
電気は使わないものの、やはり近代化した暮らしにも少しなってはいるようです。


          風車


現代的な普通の暮らしをしているアメリカ人の家に挟まれるようにして
アーミッシュの人の家などがあるところもあるのですが、違いを見分けるには
家に馬車があるかや、洗濯物を下のように外に干しているか・・・・などがあります。

服装は未婚の若い時にはカラフルなものも良いそうですが、成人すると黒っぽいものが
女性でも増えるそうで、洗濯物の色も白や青、黒などが多かったです^^


     せんたくもの


自給自足の生活でもあるため、家畜もとても多く、普通のアメリカの田舎以上に
家の周りには、にわとりや牛、馬、そしてひつじなどがいました。

生活自体はスローなことを良しとする文化だそうで、独自の中学までの教育があるだけで
10歳からは立派な労働力と見られて、子供たちもよく家の仕事をするそうです。

16歳ぐらいになるといったん外の世界を見る期間というのが与えられるそうで、
それが終わると、アーミッシュとして生きるか、それとも家族と絶縁して外の
一般社会で生きるかを本人に選ばせるそうですが、割と多くの者が戻ってくるそうです。


     ひつじ


面白かったのが、自動車を所有したり運転することはダメだったりするのに、
普通のアメリカ人に乗せてもらったりすることはOKなんだそうで、
モーターボートなどでも、そうらしいんですよ。。。(^^)

だけどこの街にいる時、1度だけアーミッシュの格好をしたおばちゃんが
自動車を運転しているのを見かけたりもしましたね。。。(笑)

アーミッシュにも今は色々な考え方をする人もいるため、
家に電話はひかないものの携帯を持っている人がいたりもするそうです。


下はファミレスのようなレストランから出てきた、アーミッシュのおばーちゃんたち。
本当に現代社会とうまく共存しているなあと感じた、彼らでもあるんですよね。。。


   あ4


車社会とも共存する彼らは、一般車道を走るために交通事故も多いことから、
反射板をつけなくてはならないなどの、一般社会の規則には従わなくてはなりません。


      馬車4


帰りがけに、アメリカのスーパーに寄ると、アーミッシュの人も
お買い物していたらしく、馬車の後ろに荷物を積み込んでいるところでした^^


   馬車7


スーパーの駐車場には、馬車をつないでおくところもちゃんとあるんですよ。


   馬車8


一台の馬車の横を通り過ぎようとして、よく見ると反射板だけでなく、
キラキラと光っているじゃないですか。。。。 あれっ?!電気(@@)?

暗くなり始めていたので、バックライトを点けていたようですが、
どうやらこれは風力でためた電気を電池にして使っているもののようです。。。。

急いで撮ったものの、彼にはサイドミラーでばれていたようで、
鏡に映る彼の顔はニヤリと笑っていたそうです(@@;(旦那クン談)


   馬車11



前から行きたいと思っていたアーミッシュ社会に触れる旅でしたが、
今回はタイムリーな事も多く、考えさせられることもたくさんありました。


風力発電やガスだけで作られる、わずかばかりの電気を使い、
自給自足生活をしている彼ら。。。

旦那クンとも、原子力発電による電気を使う社会に何かあっても、
彼らのような生活をしている人は強いんだろうね・・・と話していたのですが、

実は皮肉なことに、ここから40キロのところに、あのスリーマイル島があるのです。

スリーマイルの原発事故からたった2~3年後には、風下地域の住人たちの明らかな
体調変化があったことや、動植物の繁殖率が下がったことなどが調査で出されても、
これもまた、国は原発事故との関係性を一切認めなかったそうですが、

それは原子力発電による電気を使わない生活をするアーミッシュの人々でさえも
巻き添えにしたと言われている・・・・事故でもあったんだそうです。


期せずしてまた、地球全体でのエネルギーのことを
考えさせられる旅になったのですが、

次の時代の良い暮らし方のヒントもつまっているような
そんな旅にもなったのでした。。。☆



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[ 2011/06/02 03:24 ] ひとっ旅♪ | TB(-) | CM(4)
駅ビルなどでよく売っている「ステラおばさんのクッキー」
このステラおばさんもアーミッシュの方らしいですね~!
クッキーの他にア―ミッシュの暮らしやお菓子を紹介した
本も置いてあり「へぇぇ(@_@;)」と思いました。

ほんの何十年前の日本人も、アーミッシュの方たちのように
つつましく生活を送っていたのでしょうね・・・。
[ 2011/06/02 20:16 ] [ 編集 ]
私がここに行ったのは15年くらい前かな~?
上の娘を妊娠中でした。
とても懐かしいです。お写真のとおりの風景で青い空が印象的でした。
キルトも盛んなようで、お店に立ち寄った記憶があります。
素敵な連休でしたね。
[ 2011/06/02 22:01 ] [ 編集 ]
弥生さん♪
ステラおばさんも・・・・そうだったんですかぁ^^
アメリカのホームメイドのお菓子は、アーミッシュが
起源になっているものも多いそうですからねぇ。。。笑

彼らの食べているもの、暮らし方・・・・
少しあこがれる部分もあるんですよね^^
本当に、昔はどこの国でも、ああいった暮らし方を
していたんでしょうね。。。。
[ 2011/06/04 06:39 ] [ 編集 ]
のりさん♪
やっぱりNY近辺に住んでいる方は
一度は訪れていますね。。。(^^)

ランカスターの青い空は本当に広かったですね。
幾度となく、草原の中で立ち止まっては
空を見上げていましたよ^^

今回は時間がなくて、キルトをたくさん見れなかったので
次回また、ゆっくり見てみようと思っています・・・♪
[ 2011/06/04 06:45 ] [ 編集 ]
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